フィラデルフィアの街中に全国YMCA大会のバナーが掲げられており、街の中心にあるコンベンションホールは、全館YMCA一色です。このコンベンションホールが広くて、まるでJR大阪駅ぐらいあるのではないかと思えるほど広くて、迷ってしまいます。
受付もをすませると、ポッケンという小さな機械をもらえます。この大会で出会った人とあわせると、インターネット上で誰と出会ったかを確認できるわけです。なかなか興味深いシステムです。
およそ4000人が集う開会式は圧巻です。中央に大きなステージがあり、正面には3つの大きなスクリーンがあり、どんなに遠くからでもステージで何が行われているか見ることができます。
この開会イベントの中で現代のアメリカが抱えている肥満と食事についての講演がありました。アメリカでは肥満と健康との関係は非常に大きな問題であり、この問題を回避するためのYMCAの役割も大きいそうです。この講演の最後にキーワードとして紹介されたのが、"HARA HACHIBU"(腹八分)という日本語です。アメリカまで来て日本の古い格言に出会うとは思いもしませんでした。
ただ、この後のチャイナタウンでの夕食では、"HARA HACHIBU"(腹八分)は実践されませんでしたけど、、、、、。(^_^;)
この研修期間中に横山さんから薦められて、
返信削除「株)貧困大国アメリカ」という本を読みました。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1306/sin_k713.html
何となく思ってはいましたが、そこに書かれたいた事は
驚愕の事柄ばかり。
なぜあのように肥満が多いのか、それがよくわかりました。
それに対して対処療法のようにYMCAがミッションを掲げている、
本質的な事柄に対してロビー活動ができているのか
もっとお聴きしてみたかったところでした。