久しぶりの投稿です。
先日、阪急岡本駅から六甲山頂を経て有馬温泉まで歩いてきました。
とにかく、暑い。しかし、森の中に入ると涼しい風も吹き気持ちが良いのですが、とにかく暑くて、全身汗びっしょり。六甲山頂で岩の上に横たわると、全身の跡が岩に残るほど汗でぬれていました。
さて、いよいよ登山道ですが、実は岡本駅からこの入口までが日陰がなく、しかも急な登り坂なので、ここまでで結構疲れてしまいます。
しかし、ここからは森の中に入り、木陰の中、川のせせらぎや鳥の声を聞きながらとても気持ちの良い登山道が続きます。
最初の分岐点のところには、丸太で作ったベンチが並びます。
ここで、一休み。
ここには、山の神が祀られている祠があります。
この祠のところから左に行くと打越山へと向かうハイキングコースです。
ただ、ハイキングコースといっても、なだらかな道があるわけではなく、ずっと登り坂が続いていきます。
打越山には登らず、打越山とその向かいの七兵衛山の間にある打越峠を通って、黒五山の方へ向かいます。
黒五山の麓から右向かい、川沿いの道を雨ヶ峠の方へと向かっていきます。水を見ながらのハイキングはとても癒される行程です。こんな道ばかり続いてくれると嬉しいのですが。
雨ヶ峠を経て、本庄橋跡へと向かっていきます。基本登り坂、かなりきついです。
こんな階段を目の前にすると、暑さと汗がまとわりつくからだにはなんだか腹が立ってくる感じです。
本庄橋跡はおよそ200年前に、神戸でとれた魚を有馬へと運ぶために作られた魚屋道(ととやみち)に造られた橋の跡だそうです。
この本庄橋跡を越えると、いよいよ最後の登り坂「七曲り」です。
さすがにここまで来ると、体も若干バテ気味、ここまですこし速く歩きすぎたかもしれません。ゆっくりと、休み休み七曲りの坂道を登っていきます。
ようやく六甲山頂到着。爽快な気分ですが、やはり暑い、暑い。
後は、有馬のお風呂と風呂上がりのビールを楽しみに、有馬に向かって下山していくだけです。木陰の道を、下っていくだけなので、足への負担はありますが、登りに比べて随分と楽な道です。
山の中で見つけた、夏の中に始まっている秋の気配。
12時30分 有馬温泉「金の湯」に到着。風呂に入る前に体重計にのってみると、なんと2Kgの減。水分を2リッターぐらい飲んでいたのに、どれだけ汗をかいたんだろうと思います。重い靴、汗で濡れた服も下着も脱いで入る金泉は格別です。
そして、なんといっても風呂上がりのこの一杯。スポンジに水が吸い込まれていくように、からだに染みこんでいきました。