昨日もかつて住んでいたロイトリンゲンから友人家族が来たので、ハイデルベルク城を案内しました。
先日、かつてのゼミ生がハイデルベルクに来られたときも、ハイデルベルク城にいき、そこで初めてガイド付きの城内見学ツアーに参加しました。
ガイドは有料なので、いつもは外から眺めるだけだったのですが、中に入ってみるとなかなか興味深く、その装飾や内部の構造がとてもおもしろかったです。
特に扉の鍵、蝶番が芸術的で
とても美しかったです。
城の中にはチャペルもあり、現在はここで結婚式も挙げられるそうです。
日本人が結婚式を挙げることもあるということです。みなさんもいかがですか?
ハイデルベルク城といえばなんといってもワインの大樽です。大樽がある部屋に入るとそこにはまず小さな足があり、その横に比較的大きな樽があってその大きさにも驚くのですが、さらにその奥にびっくりするほど大きなワイン樽があります。230,000リットルも入るそうです。その中身は農家が税金として納めていたワインで、種類もバラバラで、決して質のいいものではなかったということです。
彼は王様のお気に入りの道化師で、ワイン大樽の番人のペルキオです。ペルキオとは「Why not?」というイタリア語の短縮形で、もう一杯ワインをいかがですか、勧められて、「Why not? どうして断れましょう。よろこんで」という意味です。
ワインを何杯でも飲むことが出来る酒豪だったそうですが、最後はワインの代わりに飲んだコップ一杯の水で死んだそうです。当時の水は必ずしも衛生的でなかったのかも・・・?
ハイデルベルク城から見る景色、昨日は西日に照らされた対岸の山がとてもきれいでした。