ところがグローバル化が進んで、あらゆる民族がいろいろな地域で住み始めると、流通も変わってきます。10年ぐらい前からでしょうか。アジアショップが増え始め、中国料理店はもちろんのこと、韓国料理店、日本料理店もどんどん増えてきました。この1週間ほどでハイデルベルクの街の中で「Sushi」という看板を10カ所ぐらい見ました。
アジア食料品店も10年前に比べるとずいぶん充実していました。10年前によく行っていたアジア食料品店に行ってみると、無くなっていて、「あぁ、やっぱりつぶれてしまったのか」と思ったところ、表通りに5倍ぐらいの大きさになって営業していました。
アジア食料品店「タイガーとドラゴン」。なんか安直なネーミングですけど。
はたしてどんなものが売られているのか。
やったー!「出前一丁」しかも、神戸照り焼きビーフ風味。日本で見たことない。さっそく買って、昨晩食べました。なんとなく照り焼きビーフ風味でした。1袋、約100円。昔はまだあまりこんなラーメンはなく、韓国産「辛ラーメン」をヒーヒーいいながら食べていました。
まだまだある、出前一丁の横に、親方ラーメン塩味。喜多方ラーメンは知っているけど、親方ラーメンは聞いたことない。そうめん、そば、うどんの乾麺。そば1袋4束、360円、え〜、意外と安い。でも味は分からん。
そばを食べるには、だしが必要です。それもあります。「キッコーマン本つゆ 3倍濃縮 300ml」、約600円、高〜っ!やっぱり純日本製は高い。
そして、なんと言ってもお米。見てください、このいかにも日本のお米らしいパッケージ。10年前もこのお米を食べていました。それに、10年前と変わらずローマ字で「Shinode」ってか。どこの江戸っ子に読んでもらって、アルファベットにしたんでしょうか。これがそんなに高くなくて、 10Kg4000円弱。イタリア産と聞いたこともあります。まあまあいけます。
そろそろ日本米も食べたくなってきましたが、荷物と一緒に送った炊飯器がまだつきません。あと1ヶ月ぐらいかかりそうです。
最後に寿司。このアジアショップの横の普通のドイツのスーパーに行くと、なんと寿司コーナーが。内容によって違いますが、1パック約1000円ぐらいです。
やっぱり、ドイツではドイツのものを食べるのが一番ですね。500グラムのイチゴがなんと130円ですよ。日本で1000円ぐらいしそうなチーズが500円ぐらいです。ワインに至っては、選ばなければ1瓶200円。またいつかドイツの肉屋さんの報告をします。
でも、早く炊飯器来ないかなぁ。