2012年8月18日土曜日

会下山遺跡-風吹岩-横池-七兵衛山-八幡谷

朝7時に出発して、会下山遺跡を通って、カエル岩、風吹岩、横池、七兵衛山、八幡谷へとハイキングしてきました。
会下山(えげやま)遺跡 1800年前弥生時代の集落跡
六甲の道もいくつか馴染みのコースが出来ると季節の変化を楽しむことが出来ます。春に訪れた横池にはオタマジャクシの大群が池の岸辺をすべて黒色に縁取っていましたが、今はその姿はありません(全部カエルになったのかな?)。その代わり白い睡蓮が咲いていました。

とにかく暑い日でした。水も1.5lぐらいの見ましたが、2kgぐらい痩せていました。ただ水分が減っただけなので、すぐに戻ってしまいますが。六甲山には、ランニングと短パンだけで走り抜けていく人、マウンテンバイクで山道を登っていく人、わたしたちのようにゆっくりとハイキングする人、様々な人が自分たちの時間を楽しんでいます。

六甲には名前がついた岩があります。今日はその内の1つカエル岩を紹介します。


このカエル岩には昔話が残っています。その昔話によると、六甲山に大蛙と大蛇が住んでいました。大蛇が大蛙を飲み込もうとした時に、蛙が身をすくめたところ岩になったそうです。岩になった大蛙に歯が立たず、悔しがった大蛇はこの岩に巻き付いて住んでいたそうですが、とうとうその蛇も岩になってしまったということで、蛇巻岩ともいわれています。
七兵衛山からの神戸・芦屋の街を見たところ

2012年8月13日月曜日

映画『ローマ法王の休日』

先日、『ローマ法王の休日』という映画を見てきました。あえて前もってストーリーを読まずに映画を見ました。

ストーリーは、ローマ法王が亡くなって、次の法王を選ぶコンクラーベのところから始まり、選ばれた法王が民衆の前で挨拶をするまでの数日を描いたものです。

スリルとサスペンス、たくさんの謎解きというものはなく、むしろコミカルに物語は進んでいきますが、そこにはいかにも人間らしい姿が描かれていました。人間らしいといっても、権力欲をめぐるみにくい人間の争いではなく、むしろ枢機卿たちがコンクラーベの場で「どうぞ私が選ばれませんように」と祈る「人間らしさ」です。

人間でしかないものが、人間以上の存在へと高められていくことの悲哀と苦悩がそこにありました。新しい法王の誕生に感激し、ひれ伏す枢機卿や民衆は、その法王を喜んでいると言うよりも、「自分ではないこと」を喜んでいるようでもあります。

では、選ばれた法王はどうなのか。自分が自分でなくなった瞬間から、自分探しが始まります。そして、最後に民衆の前で語った言葉は、ローマ法王という役を演じたものではなく、やっと取り戻した自分の声、自分の言葉でした。

しかし、最後の彼の言葉をどのように評価するのか。ぜひ、自分で見て考えてみてください。わたしがもし法王に選ばれたら、どんなスピーチをするのか????

2012年8月12日日曜日

善峯寺−西山古道−光明寺


京都の西山古道を歩いてきました。西山古道は、京都の長岡京市の善峯寺−柳谷観音−光明寺をつなぐ仏教信仰の道として用いられていましたが、これまであまり利用者もなく獣道と化していました。それをNPO法人がハイキングコースとして整備されたそうです。

善峯寺までバス、ここから古道が始まります。
西山古道は狭いところは60-70センチほどですこし緊張しますが、とても雰囲気がある山道を歩くことが出来ました。それほど高い山ではなく、またバスで善峯寺まで行ったので、すこし登りましたが、後はゆっくりと下ってくる道が多く、蒸し暑い夏の日の登山には最適でした。

白糸の滝
最後は竹林を抜けて行きます
約4時間かけて目的地・光明寺に到着です。
すこし雨を心配していました。遠くで雷を聞きながらのハイキングでしたが、最後のバスに乗るまで雨も降ることなく、楽しく山歩きをすることができました。今度は秋に行くのもいいかもしれません。


目的地の光明寺は紅葉の名所としても有名です。
JRのコマーシャルになった光明寺の秋の映像もご覧ください。