アンゼルム・グリューン『クリスマスの黙想 新しい始まりを祝う』キリスト新聞社
アンゼルム・グリューン師は、あまり日本では知られていないかも知れませんが、ドイツではよく知られている方で、本屋に行くとグリューン師の棚がダライ・ラマ師の棚に並んで設置されているほどです。グリューン師はベネディクト会の修道士で現在ミュンスターシュバルツァッハ修道院の院長をされています。すでに200冊以上の本を書かれ、30カ国語以上の言葉に訳されています。
グリューン師は、キリスト教神学、文化はもちろんのこと、他の宗教や思想、歴史にも詳しく、特にユング心理学に対する造詣の深い方です。グリューン師の言葉は優しいのですが、しかし深く魂に入りこんでくる力を持っています。
今回の本は、クリスマスにまつわる50のシンボル(星、飼い葉桶、洞窟、羊飼い等)についての深い瞑想と、それが現代のわたしたちに何を意味しているのかを語っています。信仰書いうよりも、魂の書といった方が良いかも知れません。一気に読むのも良いですが、アドヴェントやクリスマスの時、むしろお正月に「新しい始まりを祝う」ということを思いながら、1章1章ゆっくりと読んでいただければと思っています。
グリューン師の既刊書、『50の天使 1年の歩みのために』『魂に触れる50の天使』も好評発売中(一般書店、キリスト教書店、アマゾンにて)です。
実は、グリューン師とメールでやりとりをしており、インタビューの具体的な日を決めるために、今日電話をしなければなりません。めっちゃ、緊張する〜。
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