シュベニンゲンというところに住む知り合いの牧師家族に招かれて、その町の文化の夕べ(夏祭り)と花博での礼拝に参加してきました。
土曜日は、なんといってもドイツ対アルゼンチンのサッカーの試合があり、街はその時はあまり人通りがありません。もしくは、カフェに集まって、歓声を上げ、ブブゼラを吹きながらのドイツチームを応援しています。パン屋も(個人的な理由か客が来ないからか)土曜日は早くに店じまいしているところもあります。4−0のドイツチームの快挙に小さな街ですが大騒ぎでした。
この試合が終わってから夏祭りが始まります。8万人ほどの小さな町ですが、34カ所約140ほどの催しが18:00から翌日2:00(朝食)まで行われています。最初の盛り上がりは、ABBA99というABBAのナンバーを歌うグループのステージ。
ドイツ人も踊る、踊る、踊る。ワールドカップでの勝利もあり、大変な盛り上がりでした。すべての催し物を見ることはできませんが、こどもサーカス団、教会のオルガンでジャズ演奏、ノリのいいラテン系バンド、バグパイプ演奏などを見てきました。花火の打ち上げもありましたが、それからまだ祭りは続きます。
牧師館がメイン会場の前にあるので、1時ぐらいまでは否が応でもお祭りのまっただ中にいるわけです。
翌日は、この町で開かれている花博のメイン会場での礼拝に参加してきました。この礼拝はビッグバンドによって伴奏・演奏がなされるという、ドイツの教会にはない雰囲気で、とても新鮮な感じがしました。
終わったあと、90才ぐらいの女性が「今日の礼拝、良かったわ。もうグレン・ミラーが懐かしく、若い時によく聴いたのよ」といっていました。そういえば、演奏者も若干年配者が多かったようです。
これがわたしたちが泊まった牧師館です。
約400年前に建てられた建物で、街の中でもきれいな建物の一つです。この建物の3,4階が牧師館で、その下は教会の事務室、牧師室、キリスト教福祉事務室などいろいろな教会の働きの拠点になっているところです。大きくてうらやましいような、もてあましそうな感じです。
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