2010年8月19日木曜日

Beyond旅行社もハイシーズン

ハイデルベルクに帰ってきた次の日(11日)には、学部の卒業生同士でこの春結婚したカップルがハイデルベルクに来てくれました。わざわざこんな遠くのドイツにまで来てくれるなんてありがたいことです。

Willkommen in Heidelberg!!!
(このブログを書いているころには、すでに日本に帰国されていますが、、、)

ドイツに住んでいるといろいろな方が訪問してくださいます。これからも、あと5人ほど予約が入っています。

妹夫婦、卒業生のカップルを迎えて、Beyond旅行社もハイシーズンです。あれも見せたい、ここにも案内したい、こんなものも食べてもらいたい、いろいろとわたしたちの旅行ブランは膨らんでいきます。

まずは、なんといってもハイデルベルク城でしょう。そこから、街の中のいろいろな名所・旧跡を案内して歩くと、軽く30,000歩は越えてしまいます。

夜は、なんといってもドイツ料理とドイツビール。ちょうど自分のところでビールを醸造している店でJahresbier(ヤーレス・ビア:今年のビール)というのが飲めるので、その店の野外ガーデンでかんぱーい!
両端の少し色の濃いのがJahresbierです。

次の日は、小雨降る中ですが、車でフランスのシュトラースブルクへ。約2時間ほどです。
シュトラースブルク/シュトラースブールというドイツ名とフランス名があるように、このフランスとドイツの国境にある町は、ドイツに占領されたり、フランスに戻ったりした町です。
本当に、ドイツから来てライン川を渡るだけで、そこはもうフランス。今でこそ通貨がユーロに統一されましたが、以前は違う通貨を使い、違う言葉を話し、違う文化、違う教育、違う宗教(多数派がカトリックかプロテスタント)になるのは、日本人にはとても不思議に感じます。それだけ、ヨーロッパの中では自意識・アイデンティティーをしっかりと持たなければならないということでもあります。

シュトラースブルクのノートルダム大聖堂は、そのゴシック建築の美しさに、毎回こころを奪われます。じっくり見れば、2時間ぐらいはかかる内容のある教会です。

さて、教会の近くのレストランで、アルザス地方の料理を楽しみたいのですが、ヨーロッパで困ることの一つが、とにかく1人前の食事の量が多いということです。シュトラースブルクのレストランには、5人で入りましたが、2皿しか注文しませんでした。
かっこいいウェイターから「5人で2皿だけですか??????」と怪訝な顔をされました。さらに、周りのヨーロッパ人がその1皿をペロリと食べているのを見ると、5人の日本人が2皿をつついているのは、ちょっと惨めな感じですが、でも、これで結構お腹が一杯になるんです。

ノートルダム大聖堂のあとは聖トマス教会(プロテスタント)。ここには、モーツアルトもアルベルト・シュヴァイッツァーも弾いたというオルガンがあります。

その後は、プチ・パリ(小パリ、なんだか地方の小京都みたいですが)と呼ばれる界隈を散策、オープン・カフェでお茶をして、4時間ほどの遠足を終えて、ハイデルベルクへ。

ドイツで楽しく過ごしたみなさん、あれからこちらは、毎日雨ばかり、気温も20℃以下。寒い、寒い。みなさんと過ごした楽しい日々も終わり、ドイツは段々と秋を迎えようとしています。

ゲストが来られるのは楽しいのですが、やはり1週間で2kgも太ってしまいました。これが悩みの種です。次のゲストに向けて、ただいま減量中(1.2kg減)。

ドイツに来られた人から、「先生はこんなブログばっかり書いていて肝心の研究しているんですか?」と心配されましたので、ちょっとだけご報告を。
これまで、7章構成の論文の6章を書き終え、いま最終章の7章を書いているところです。みなさんが来ているときにも、5時には起きて机に向かっていますから、ご心配なく。
でも、みなさんを見送るとちょっと燃え尽き症候群的な感じも。

1 件のコメント:

  1. もうここ最近のブログは特に面白すぎて家族を呼んではPCを囲んで読んでます笑
    本当にうらやましい。
    beyond旅行社オフシーズンをねらいたい!!

    燃え尽き症候群もちょっとわかる気がします笑
    そして太るのもわかります!!1.2キロ痩せられるのがすごいですね。

    論文がすごいスピードでびっくりしました。よかったです!!

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