今朝、郵便受けに悲しい知らせが届けられていました。
黒縁の封筒は、訃報です。ほとんどの場合、封筒には送り主の名前が書かれていないそうです。
誰からの手紙だろうと思って、ドキドキし、「もしかして・・」と思いながら封を開けました。
わたしのドイツの指導教授からの手紙で、一昨日おつれあいが亡くなられたということです。
お体の調子が良くないのは存じ上げていましたが、こんなにも早くお亡くなりになるなんて、、、、、。
4月にハイデルベルクに来たときには、昼食を作って迎えてくださり、楽しくお話をさせていただいたのに、、、、、。
仲の良いお二人であったのに、病弱な妻のために過ごしやすい住まいまで造り、引っ越しされたばかりであったのに、、、、、、とても悲しいです。
日本でも黒い縁取りは死にまつわるものでありますが、日本で新聞の死亡広告に取り入れられたのは、1877(明治10)年であったと聞いています。明治30年頃には日本に定着したといわれています。おそらく、開国と共にヨーロッパ・アメリカから日本に入ってきた習慣であったのでしょう。
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