ここで、「スラム」という言葉を使いましたが、最近ではこうした開発援助や社会支援活動の中でスラムという言葉は差別的な意味で使われてきたことから"Urban Poor Area"(都市貧困地域)という言葉が使われることを聞きました。
川岸と私有地の塀の間2−3mにこの地区があり、およそ30家族、100人以上の人が生活しているということでした。最初は、山間部から理由はよく分からないのですが、居住区が奪われた3家族が住み始め、それが30家族までに増えたということです。おもに男性たちは工事現場などで働き、生計を立てているということです。
この居住区の中にある教会 |
簡単な店 |
YMCAが活動していることを示している看板 |
YMCAは、ここに住むこどもたち、青年の健康や教育、生活の支援を行っているということです。今回訪問したときも、一人の男性がこどもたちを集めて、いろいろと話をしていました。
この地区の真ん中には教会があります。教会といっても2階建ての小屋の上の部分で、階段や床などが壊れそうな状況です。ここに住むすべての人がクリスチャンで、人口の0.1%しかクリスチャンがいないタイでは本当に珍しいことであると言えます。この教会に牧師が通ってきてくれるそうです。
水の自動販売機 1lが0.5バーツ(約1.5円) |
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