2010年4月19日月曜日

キタ−! 春−!

今日の礼拝は街の中心にある聖霊教会に行ってきました。この様子をビデオに撮れたので、またの機会にご紹介します。
礼拝で、日本でもおなじみの実践神学のメラー教授に出会い、食事に誘われました。
「どこかレストランにでも行こうか、それとも、、。そうだ、わたしの書斎がある別荘に行こう」と車で30分も離れた別荘に連れて行ってもらいました。
山の中腹の田舎町ですが、写真のようにとてもすばらしい眺めのところに、自分だけの別荘・書斎があるなんて、日本で2畳ほどのコーナーで仕事をしているわたしにはうらやましい限りです。

メラー教授(70歳)自らスパゲッティ・ボロネーゼ、サラダを作ってくれて、ワインまでご馳走になりました。
「知ってるか、こういう歯ごたえのある麺のことをアルデンテっていうんだ」と言われました。
ええ知ってますとも、でもちょっとパリパリ感が残りすぎているんですけど、、、。

それはともかく、ドイツでの実践神学の話、日本の聖餐論争について、わたしの研究テーマのことなど、2時間ぐらい話をしました。
メラー教授の新しい本はいずれ「アレテイア」という雑誌で紹介します。

「じゃあ、帰ろう。あっ、そうだ、明日の夜6時からわたしがバッハの神学的解釈のゼミをやっているから、ぜひ来なさい」」「はいーっ!」とまたハイデルベルクの街に戻ってきました。
息子さんはポーランドで一番有名なドイツ人俳優だそうです。彼も日本に来たことがあり、京都を案内しました。


天気の良い午後、ハイデルベルクに戻ってくると、河原は人だらけです。

ドイツも本格的に春です。ハイデルベルクはネッカー川沿いにあります。このネッカー川はライン川に合流し、ここから舟に乗ると「なじかは知らねど、心わびて」でおなじみのローレライにつながっています。最もこの歌うたえるのは、ドイツの老人と日本人ぐらいだと聞いています。また、このネッカー川を上っていくと、最初いたロイトリンゲン、その隣のチュービンゲンに行きます。
1年間の日照時間が短いドイツでは、とにかく太陽好き。ちょっとでも太陽が出ていると、オープンカフェでゆっくりしたり、ベランダや野外でこうして日光浴を楽しんでいます。
若い男性は上半身裸、若い女性はビキニ姿で、寝そべっています。ただ何をするともなく、しゃべったり、本を読んだり、うとうとしたりです。

本格的に春ー!って感じです。でも、日本人からすると夏ですかといいたくなるような風景ですが。
ちょっと暖かくなると、若い人たちは半ズボンと半袖、タンクトップ姿で歩いています。その横を、年配者がコートを着ているということもあります。着たい服を着たい人が着る。それにとやかく言わないのがドイツです。たとえ言ったとしてもそんなことを気にしないのがドイツでもあります。
まあ、日本人からすると、全然おしゃれじゃありません。

こんな天気のいい日は、部屋でブログを書いている場合じゃないんですけど。

3 件のコメント:

  1. いいお天気の日曜日ですね。

    18日の日曜日は、神戸でも
    暑いくらいのいいお天気でした。

    日本の上空にも21日ころには
    火山灰が近づく・・・なんてニュースもありますが、
    ドイツは大丈夫なようですね。

    天気のいい日曜日の午後・・・ そんなときに限って
    教会では長~い会議なんですよね・・・ 日本は・・・

    返信削除
  2. 日本でどのように報道されているか分かりませんが、アイスランドの火山の影響はこちらではトップニュースです。ヨーロッパの主要な空港はすべて休止状態です。日本からのヨーロッパ便も止まっています。大混乱です。天気がいいので、風がなく、火山灰が空気中に漂ったままだと言うことです。
    このままづっと、火山活動が続けば、帰れないかも・・・・。

    返信削除
  3. メラー先生の書斎がある別荘、素敵ですね~。
    自然に囲まれてゆったりと本を読んだり思索したりする中から生まれてくるものは、違うんでしょうね。
    日本の中でもそういう場所を作れたらいいですね。
    先生の写真、いい写真ばかりですね。

    返信削除