2010年4月17日土曜日

友人との再会

今日は久しぶりに友人に会い、街の広場のオープンカフェで、わたしの研究テーマについて話をしました。彼はいまマンハイム大学の神学研究所の所長として働いており、週に2コマの授業を持っているとのことです。マンハイム大学には学部としての神学部はなく、ビルの一室に神学研究所があるそうです。
彼は、ケルト文化とキリスト教の出会いについて博士論文を書き、その後マンハイム大学に就職が決まったということです。ただ、その職場も期限があり、あと数年で次の仕事場を見つけなければならないということです。

彼はぜひ台湾の神学部で働きたい、いまその可能性を探っているそうです。それが実現したら、上海にいる共通のドイツ人の友人と一緒に、アジアで会おうと約束しました。

まあ、スコットランドの文化について研究して、そして今度は台湾で働きたいというのですから、世界はどんどんと縮まっている感じです。

彼と、わたしがいま取り組んでいる論文について話していた時、「知ってるか、今時の学生はインターネットのWikipediaの文章を、コピーして、それを適当につなぎ合わせて、レポートして出してくるんだ。何となく字数はそれなりにあるけれど、論旨がつながっていないので、まるわかりだよ。ホント信じられないよ」と嘆いていました。
ドイツの学生も、日本の学生も考えることは一緒で、教授たちも同じ悩みを抱えているみたいです。
これも世界が縮まったおかげでしょうか?

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