2010年5月7日金曜日

ドイツ人は几帳面か?

ドイツ人は几帳面さですかと聞かれれば、几帳面だと答えます。では、日本人とドイツ人ではどちらが几帳面かと問われれば、答えに困ってしまいます。

どちらも几帳面だと思いますが、それぞれこだわるこだわるところが違います。店でものを買って、紙で包装してくれるそのきれいさは断然日本の方が優っています。様々な日常用品の質は断然日本の方が上だと思います。ドイツのサランラップみたいなのは切りにくいし、箱がすぐ壊れる。

しかし、たとえばドイツでは仕事で使った車の経費を清算するのは、車の走行距離積算計で何キロから何キロまで走ったということを記録ノートに付けてそれを提出して申告し、1キロあたりいくらという計算で支払われます。バスも電車も、改札、必ず運転手に支払うということはありません。みんな無賃乗車じゃないのか、ひょっとしてただで乗れるかもという印象を持ちますが、みんなそれぞれ切符や、定期や回数券を持ています。ちなみにドイッチェ・バーン(ドイツ鉄道)では、インターネットで切符を注文して、それを家で印刷して列車に乗ることもできます。

それぞれの国民でこだわるところ、几帳面であるところとないところが違うみたいです。わたしたちにとっては、ドイツ人は妙なところが几帳面であるけれども、えっ、そんなんでいいのと思うぐらいルーズな面もあります。

ドイツの几帳面さを表すものの一つに、ビールグラスやワイングラスなどに付けられたラインです。この線で、何ミリリッターということを表す線で、そこまで入れてくれます。その几帳面さは驚きですし、店で頼んだコーラには氷が入っておらず、その線まで注いでくれます。

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