2010年5月24日月曜日

ペンテコステ+ビショップ=満員

昨日は、ペンテコステ(聖霊降臨祭)でした。大学教会である、ペテロ教会に行ってきました。礼拝は10時から始まりますので、いつものように9時30分頃に自転車に乗って家を出て、9時45分頃に教会に着くと、なんだかいつもとは違ってたくさんの人が教会の方へと歩いて行きます。
教会に入ると、ほとんどの席に人が座っています。固まって席が空いているところがあるので、そこに行ってみると、なんと説教者が見えない。別なところに行ってみると、そこは司式者も説教者も見えない。ようやく見つけた席は左端の後ろの席、パイプオルガンの真横。説教壇は高いところにあるので、かろうじて説教者は見えます。

そこに座ると、後から、目の前にいるブロックフレーテ奏者の付き添いの方が席を詰めてくださいといってこられました。ブロックフレーテ奏者は恩師のお連れ合いで、付き添いの方はその息子さんなので仕方なく横に詰めると、目の前には教会の大きな柱、この柱を見つめながら、またその柱の横から説教者をチラ見するよう感じでの礼拝となってしまいました。柱の右奥に見えるのが説教壇です。わたしの隣の二人は柱の陰で全く何も見えません。

ペンテコステ礼拝ということもありますが、説教者が以前ハイデルベルク大学神学部の教授で、つい最近までベルリン・ブランデンブルク州教会のビショップをされていて、EKD(ドイツ福音主義教会)の議長をされていたフーバー牧師でしたので、おそらく彼の人気がこれだけの人を集めたのだろうと思います。

それから、わたしの恩師ズンダーマイアー教授とそのお連れ合いが、礼拝の前日、土曜日に「二人で150才誕生日フェスト」を行いました(およそ100人のゲスト、わたしたちも参加していました。なんと夜の6時から12時まで)。この礼拝ではズンダーマイアー氏が司式をし、礼拝後にはペテロ教会のステンドグラスの解説をしてくれるので、そのゲストの多くの方も参加していました。ビショップ・フーバーもそのゲストの一人だったのです。

この写真はその誕生日フェストの風景です。一番手前に移っている白髪の男性は誰でしょうか。日本でも有名な新約学者です。今年の9月に日本に来られるそうです(写真をクリックして拡大すると名札が見えます)。
ペテロ教会の礼拝にも自転車に乗ってこられていました。


聖餐式は、大きな輪を3回に分けて作り、行われました。

まあ、ドイツの教会では珍しいことですが、ペンテコステ+ビショップ効果だったのでしょうか。

この教会のステンドグラスについてはいずれお伝えします。

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