2010年7月16日金曜日

へぇ〜、そんなこともあるんか。

夏になると、家族も含めて何人かの方がドイツに来られる際に訪問してくださいます。その第1陣が、一昨日、ハイデルベルクに来られました。お二人の女性で、4日間ほどこちらに滞在されます。

そのお一人はよく知っている方ですが、もう一人は面識がない方でした。お二人ともドイツ語を習っておられて、その腕試しも兼ねてドイツに来られました。

いろいろとお話していると、なんとその面識のない方のお連れ合いが、わたしの高校時代の物理の先生であることが分かりました。しかも、わたしが部長をしていた放送部の顧問の先生です。へぇ〜、そんなこともあるんか、と不思議な巡り合わせに驚いています。

でも、高校卒業はもうかれこれ32年前のこと、「あの時君は若かった♪」の紅顔の美少年は、はげ散らかした中年になり、おそらくその先生もわたしの写真を見てもピンとこないのではないでしょうか。
先生、お昼の放送に笑福亭鶴光の「鶯谷ミュージックホール」をかけたときに、「こんな曲は止めなさい」と注意されたのを覚えてらっしゃるでしょうか? わたしは先生の「慣性の法則」の授業場面をなぜか鮮明に覚えています。あの頃、高校生から見ておじさんだと思っていた先生も、いまのわたしよりも若かったんですね。実年齢、自己認識年齢、他者認識年齢にはだいぶん開きがあります。


ドイツに住むことなんか想像もしていなかった高校時代から考えてみると、「思えば遠くへ来たもんだ♪」と思いながら、ハイデルベルクの空を見あげ、お土産にいただいたおせんべいを食べています。「あぁ〜、柴漬け食べたい」

4 件のコメント:

  1. MNさん・・・
    ご無沙汰しています!!
    いまは、レポート地獄の真っ只中です。息抜きがてら久々に
    まとめ読みさせていただきました。
    そろそろ日本が恋しくなってきたようなカンジでしょうか・・・。
    いろいろな縁があって、神戸でMNさんの留守を守っている
    お二人とも仲良くさせていただいております☆
    そして、会うたびにMNさんの遺伝子が脈々と受け継がれているなぁ~ということを実感しています。
    ドイツが3位になってカーン氏もさぞ喜んでいたのではないでしょうか!?
    日本ではドイツと言えばタコのパウル君の話題でもちきりですが、そちらではどうなんでしょうか?
    ところで、研究のほうはいかがですか?僕はすこ~しずつですが、論文の糸口がつかめてきたような気がしています。
    詳細はまた余裕があるときにMAILしますね!
    3人とも元気に頑張ってま~す!!

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  2. なるおさん
    コメントありがとうございます。日本が恋しいというよりも、はやく論文の苦しみから解放されたいという思いの方が強いです。自分の計画からはちょっと遅れ気味、焦る気持ちと怠けたい気持ちという相反する思いの間にはさまれて苦しんでいます。
    なるおさんの研究の糸口も楽しみです。また、教えてください。

    パウルくん、ドイツでも人気ですよ。でもドイツが準決勝で負けたときは、みんなから恨まれて、「パエリアにしてしまえ」という声も。

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  3. す~~~ごい偶然!!!
    わたしもカナダの道端で友達に会ったことがあります。
    イッツ ア スモール ワールド
    ですねぇ。
    写真ご覧になったら分かられるんじゃないでしょうか。
    雰囲気そんなに変わらないと思います。散らかってはないですし。ただ大学の卒業アルバムは非常に男前でらっしゃった覚えがあります。YMCAでギャーギャーいって皆でみたのが懐かしい!!

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  4. 16さん
    本当にスモールワールドです。
    ところでスモールワールド現象ってご存じですか。
    もし、一人の人が43人の人と知り合いだとします。そして、その43人の人もそれぞれ43人の知り合いがいたとします。
    すると、知り合いの知り合いは43×43=1849人いるということです。
    さらに、知り合いの知り合いの知り合いとなると、43×43×43=79,507人です。
    それが、知り合いの知り合いの知り合いの知り合い知り合いの知り合い(知り合いの6乗)になると、なんと63億人以上(世界中の人)もいることになるんです。
    まあ、数字の上だけの話ですけど。

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