ベルリンについては、いろいろとお伝えしなければならないことがたくさんありますが、何しろ5日間研修所に缶詰になっていたため、観光的なことはお伝え出来ません。この研修会のテーマに関するベルリンをご紹介します。
DOAM(ドイツ東亜宣教会)研修会のテーマは「未来は記念を必要とする」でした。どのような未来のために、わたしたちは何を忘れてはならないのか、どのように記念しなければならないのかということが話し合われました。
日本から大阪大学の木戸衛一准教授が靖国神社問題、
韓国からはアジアキリスト教協議会の神学担当幹事のPark Sung Kook氏がアジア(韓国、中国、日本)の記念施設における傾向(加害者性と被害者性の問題)について話をしました。Park氏は、わたしが以前ドイツで勤めていた宣教チームの3代ぐらい前の前任者の息子さんで、わたしにとっても嬉しい出会いでした。
さらに、ドイツで従軍慰安婦問題に取り組んでいるHan Natalyさんの講演がありました。
わたしの妻は阪神淡路大震災記念と教会の取り組みについて話しました。
わたしは、閉会礼拝の説教担当でした。
ドイツ側からは、ナチスとユダヤ人虐殺問題についての様々な講演がありました。
その中で一つで、現在ドイツの各地に取り組まれている"Stolperstein Projekt"についての講演がありました。Stolperstein(シュトルパーシュタイン)とは「躓きの石」のことです。
講演だけではなく、ベルリンの街に出かけ実物を見てきたので、まず、その写真を見てください。
これはドイツの歩道の敷石の一つを取り出し、このStolperstein(シュトルパーシュタイン)に取り替えるということプロジェクトです。
このStolperstein(シュトルパーシュタイン)には、
ここで学びました
ハインリッヒ・ガーベル
1910年生まれ
1939年にオランダに避難
ヴェスターボルク収容所に収容
1944年9月4日に追放
テレジーエンシュタット
アウシュヴィッツ
1945年2月28日に処刑
と書かれています。彼はユダヤ人で、ベルリン・フンボルト大学で学んでいた学生です。このStolperstein(シュトルパーシュタイン)が埋められているのはフンボルト大学の前の歩道です。
ベルリン・フンボルト大学 |
「忘れない」ということは大切なことです。「忘れるな」と告げるだけではなく、忘れないために何をするかということが問われています。この歴史を覚えることはドイツ人にとっては躓きの石ですが、それは忘れないための重要な石になるわけです。
じあんふは韓国のお金目当てのねつぞうですよ・・
返信削除なにもない韓国民族の文化を分け与えて造り養ってあげた
日本に感謝してほしいです