2週間前には、こんなに黄色に茂っていた葉も
すっかりと落ちてしまいました。
もうすぐそこに冬が来ていることを示しています。
これは、シュベービッシュ・ハルにある「11月の男」というテーマの彫刻です。これからだんだんと暗くなり、冬になっていく時期に、ポケットに手を突っ込み、過ぎ去った夏の日、黄金の秋を思い起こしているようです。もしくは、これから過ごす厳しい冬を見据えているようでもあります。1年で一番もの悲しい季節なのですが、木々を飾っていたものがなくなって、むしろ本質的なものが見えてくる時期でもあります。
ひょっとすると人間もそうかも知れません。華やかに着飾ったり、忙しくしていることによって見えなかったものが、それが落ちていったときに見えてくるのかも知れません。
あと10日もすると各地でクリスマス市が始まります。
木も像もさむそう!日本とは全然質の違う「さむさ」なんでしょうね。
返信削除ぬまさん コメントありがとうございます。
返信削除昨日は奇妙なほど暖かく、日中は半袖で、窓を開けて過ごしたほどでした。ただ、12月に入ると本格的に寒くなります。寒いときはマイナス10℃、マイナス20℃ぐらいになります。ドイツで耳当てというのは耳たぶを守るのではなく、耳の中を寒さから守るものだと初めて知りました。
ドイツ人は、「悪い天候なんてない。ただ人間がその天候に相応しい格好をしていないだけだ」ていってます。