「雪は積もり、星冴え」(イギリス・カロル)のように、雪が降って白い地上の世界の上、冷たく張り詰めた空気の中で、星が冴え輝いている日々が続いています。
雪が降るといろいろと日常生活に支障をきたすことも多いのですが、雪が積もった世界は何となく優しさをおびているような感じがします。
日本からのお客さんとハイデルベルク城を訪れたとき、建物の壁面のライオンの顔に雪が積もり、何とも優しいおどけた顔になっています。
いつもは、お城の庭の片隅で厳しくわたしたちを見つめているゲーテも、大きな白い帽子をかぶっているかのようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿