タームリーな写真というわけではありませんが、今我が家に飾られているイースターの飾りを紹介します。
イースターは、クリスマスと違って移動祝祭日であるので、毎年同じ日に祝われるのではなく、「春分の次の満月後の最初の日曜日」と決められています。それで、今年は4月24日と、比較的遅いイースターでありました。
日本ではクリスマスの飾りは普及していますが、イースターの飾りというのはピンとこないのではないでしょうか。以前京都のデパートのクリスマスグッズ特設会場で大きなクリスマスツリー全体にこのイースターエッグが飾られているのを見て、唖然となりました。
イースターというと卵。死をイメージする石のような形からいのちが生まれる卵は死からの復活のシンボルとして用いられます。ドイツでは、長くて寒い冬を越えて春の到来を待ちわびる人々の思いを先取りするように、2月頃から既にイースターの飾りが売り始められます。昨年のイースターは4月4日でしたので、わたしたちがドイツで生活し始めた頃には、イースター・グッズは既にセール期間に入っており、30%オフぐらいでこんなきれいな飾りの卵を買ってきました。
小さな人形は、特にイースターとは関係ありませんが、春色の雰囲気が春の到来の喜びを表しています。シュタイナー教育の考えで作られた人形たちです。
陶器の飾りは、ドイツの友人からプレゼントでいただいたものです。玄関に飾ってあるので、毎日目にしては、ドイツでの生活を懐かしく思い出しています。テントウムシはドイツでは典型的な春のシンボル、「5月虫」という名前です。
こんばんは、小樽です。
返信削除色とりどりのイースターエッグ、繊細ですごく綺麗でした!
その中にあった手描きの卵が愛くるしくて、
きっと想い出の品なんだろうなぁと、ほっこりあたたかい気分になりました。
小樽さん
返信削除コメントありがとうございます。
こういうイースターエッグの飾りって、結構簡単にできます。生卵の上と下を注意深く、目打ちや針で小さな穴を開け、片方の穴から息を吹き込み中身を吹き出します。水で中をよく洗い、乾いたらお好きな画材で模様を付けたり、絵を描いたりします。クレヨンをロウソクの火であぶり、その少し溶けたのを卵に押しつけ、点描が風に描くのも良い感じです。お試しください。
問題は、その吹き出した卵を誰がどうやって食べるかだけです。