昨日の晴天とは打って変わって、外に出ると風が強く霧であたりは真っ白です。10mも離れると見えなくなってしまいます。
曇ってはいるのですが、偏光サングラスは濃いままで、結構紫外線は強いんだろうなと思います。
真っ白な世界の中、道標と地図を頼りに歩いていくのですが、今回はスマホアプリのYAMAPがとても役立ちました。ある三叉路で本来右に行くところを左に行ってしまったのですが、GPS機能で自分が地図上のどこにいるのかが分かるため、元の道に戻ることができました。もちろん、三叉路の時点で地図で確かめれば良かったのですが。ただ、霧の中でそこが三叉路なのか、1本の道なのかも分かりづらく、道標もどっちを向いているのか微妙な感じだったので、助かりました。
別山からは1時間半ほどくだっていきます。ここで雷鳥に会ったり、お花畑があったり、朝露をたっぷりと含んだチングルマの美しさに感動したり、のんびりゆっくりくだっていきました。
ようやく降りてくるとそこにはキャンプ場があり、色とりどりのテントが張られており、まるでキャンディボックスのようです。
ただここから立山最大の難所と言われる永遠と続く階段があります。ようやく降りてきたという安堵感で、緩んだ緊張感と筋肉をもう一度打ち振るわせて登っていかなければなりません。
みくりが池温泉で2日間の汗を流し、さっぱりとして帰宅です。
頂上は目指すところではあるけれど、そこは居場所ではなく、次の頂上へと向かっていきたくなってきます。さて、次はどんなところにいけるだろかと思いを馳せながら、富山駅でお寿司と地酒を美味しくいただきました。(了)
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ノドグロ、ホタルイカ、白海老などなど |
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北陸新幹線 |
久しぶりに覗きに来たら更新されていた!
返信削除夏の山がこんな本書き的だったなんてびっくりです。
崖とか怖すぎます。
でもこんな石が多く、下の人に当たらないんですか?結構心配なところです。
忘れた頃にコメントをもらうのも嬉しいですね。
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