そこには、キリスト教社会福祉事業団(Diakoniewerk, Diak)があり、ディアコニッセと呼ばれるプロテスタントのシスターが管理する寮でわたしたちのドイツでの生活が始まりました。
共同のトイレ、風呂、台所、3つの独立した部屋、となりの部屋との間の薄い壁での生活は、2人の小さなこどもを持つ家族には厳しいものがあり、その不便さにくたびれ果てたこともありました。しかし、そこで本当にたくさんの外国人家族と知り合い、不便さを共有に、共に生活することを深められたことは何よりもの宝です。
そのわたしたちの厳しくも楽しい生活を送ったドイツの故郷のようなシュベービッシュ・ハルに、再び家族とともに帰ってきました。
懐かしいディアコニッセたちとの出会い、昔歩いた道をその時の想い出を語りながら、家族と共に歩くのはとても感慨深いものです。
ドイツ語を習うために通ったゲーテ・インスティテュート 授業で一言もしゃべれず、涙して帰ったことも、、、、、 |
街の中心には、広場(経済)があり、それをはさんで教会(宗教)と市役所(行政)が立っています。
シュベービッシュ・ハルの空は、もう秋の空でした。
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