鳩は必ずしもキリスト教だけで用いられているシンボルではなく、古代の絵画やまた彫刻等を見るならば、そこに鳩が登場しています。
紀元前1900年、北シリア 鳩は愛の女性神の近くに描かれる愛の使者です。 |
紀元前1850−1720年、北シリア 右の山の上に立っているのが天候の神 この神に向かい合っているのがパートナーの女性神 その間(女性神から男性心に向かって)に鳩がいます。 |
紀元前1800−1700年、シリア 愛の女神、金星の女神イシュタルの壁画に描かれた鳩 |
鳩は、愛の象徴であり、男女間の愛を表現し、それがキリスト教では神の愛の象徴として用いられています。
イエスはガリラヤのナザレから来て、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。水の中から上がるとすぐ、天が裂けて“霊”が鳩のようにご自分に降って来るのを、ご覧になった。すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適うもの」とおいう声が、天から聞こえた。(マルコ1:9−11)
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