クリスマス市というとなんといってもグリューワインでしょう。
氷点下のクリスマス市で冷えた体を癒してくれるのが、赤ワインと香辛料(シナモンやグローブ)を一緒に火にかけて温めたグリューワインです。クリスマス市全体にこのグリューワインの香りが漂って、何とも言えないノスタルジックな雰囲気に包まれています。
このカップは2ユーロ(約200円)で持って帰れます。 |
クリスマスの時期によく食べられるレープクーヘン(蜂蜜や香辛料を混ぜて作ったケーキというかクッキーのような感じのお菓子)が売られています。
先日の土曜日に、ハイデルベルクのクリスマス市で、中を少しくりぬいたパンにHokkaido-Kürbis-Suppe(北海道カボチャスープ、北海道カボチャは栗カボチャ)を入れたものを食べました。アラアラもう50才夫婦のわたしたちには一つで十分のボリュームです。
注文するときに、「北海道というのは日本の地名だ」と教えてあげると、「そんなことは知らん」と素っ気なく返されてしまいました。
立ち食いで、スープでパンを少しずつ崩しながら、ほじくって食べていくわけですが、通る人たちが興味深げに眺め、「下からこぼれてこないのか?」と心配そうに声をかけてくれます。
寒い中あたたかいスープをいただくと、空洞のパンだけが残ってしまいました。
あまりにスープが美味しかった(ちょっと塩辛かったけれど)のと、パンだけを食べるのではちょっと退屈で、のどが詰まりそうなので、
「追加スープはいくらですか」と聞きに行くと、
無言で、そんなことは気にするなというジェスチャーと共に、また一杯スープをついでくれました。やった−! 愛想はないけれど、親切なおじさんでした。
食べ物は、まだまだ続きます。
おいしそうですね!パンと一緒にうまいこと食べる(飲む)のは難しそうですが……。わくわくするような雑貨がいっぱいですね。ヨーロッパにはまだ行ったことがない……というか、教会やってるとクリスマスに海外に出られないし!!うらやましいです。
返信削除よんじゃさん
返信削除コメントありがとうございます。
パンの中のスープ、これはそれほど食べにくくはありませんでした。一度試してみてください。もちろんパンの種類を選ばなければなりませんが。
そうですよね、教会をやっているとクリスマスには海外に出られないですよね。
でも、ハイデルベルクには、1年中クリスマスグッヅを売っている店もあります。元々はローテンブルクにある本店がハイデルベルクにも店を出しているのです。そこでは夏でもクリスマス用品を買うことができます。
わたしたちはクリスマス後、というか実際はクリスマス真っ最中なのですが、12月27日以降のクリスマス用品の値下げセールを狙っています。
グリューワイン胃と心にしみました!!!
返信削除美味しかった!!
ということで今ドイツにいます。