ドイツのこういうお祭りの時の屋台での食事の基本は、パンではさむです。
その場で焼いてくれるソーセージやステーキ、魚のフライをパンにはさんでもらって、それを食べます。
手が汚れなくて、便利な方法だと言えます。
今週の月曜日に仕事で、シュトゥットゥガルトに行くことがあり、11年ぶりにシュトゥットゥガルトのクリスマス市に行くことが出来ました。シュトゥットゥガルトのクリスマス市はハイデルベルクのクリスマス市の10倍ぐらい大きな規模で、観光バスでやってくるほどの人気のクリスマス市です。
このシュトゥットゥガルトのクリスマス市での一番の楽しみが、年に一度食べる鯖の炭焼きです。串刺しの鯖が、塩味で遠火の炭火で焼かれて売られています。普段は滅多に焼き魚なんて食べることがないドイツで、唯一このシュトゥットゥガルトのクリスマス市でだけ、食べることが出来る、1年間のご褒美のような食事です。グラム売りで、結構な値段です。少し大きなものだと一尾2,000円ぐらいになります。美味しい魚料理を我慢してきたことへのご褒美です。
ドイツ人がどのように食べるかというと、基本に忠実に、ほぐしてパンにはさんで食べます。しかし、そこはわたしたち魚を食べ慣れている日本人ならではのひそかな楽しみがあるわけです。
それは、醤油とおにぎりを持っていって、箸で食べるというのです。やっぱり焼鯖は、醤油とご飯でしょう。
そんなわたしたちの食べ方を、ドイツ人たちは興味深くじろじろ見てきます。ちょっとした恥ずかしさと優越感が入り交じった感じになります。
あ〜っ、でも、クリスマス市もいいけれど、居酒屋行きたーい。
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