2010年12月3日金曜日

クリスマス市 7 クリスマスの主役

クリスマスの主役は、プレゼントや、飾りや食事ではなく、もちろんイエス・キリストとその誕生物語に登場する父ヨセフ・母マリア、羊飼い、3人の博士、そして家畜たちとその家畜小屋です。その誕生の場面が様々な形でクリスマス市や街の中で表現されています。

まずハイデルベルクのクリスマス市には、イエスとその家族の像はありませんが、家畜小屋が建てられその中にロバがいます。こどもたちはエサを買ってロバにエサをあげます。


シュトゥットゥガルトのクリスマス市にはほぼ等身大の大きな像がいくつか展示されていました。

手前にロバがいます。

シュトゥットゥガルト駅の中にも、降誕場面の人形がおかれていますが、そこに登場する人たちは現代の人たちのようです。つまり、現在のわたしたちの社会にイエスがお生まれになったことを表現しています。


クリスマス市には、家庭で飾る誕生場面セット(クリッペ、飼い葉桶の意)も売られています。


さて、みなさんのお気に入りはどれですか。また、もしあなたがクリッペを作るとしたらどんなものを創りますか?

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