2011年2月13日日曜日

ドイツ鉄道 2 なんと無防備な

先日、ドイツの新幹線ICEに乗ることがあり、たまたまわたしたちが予約した席が一番前の車両でした。

連結するICE
なんと、入ってみてびっくり、運転席の真後ろで、運転席をガラス越しで見ることができます。もちろん運転席のフロントガラス越しに外の景色を見ることができるのです。何となくラッキーと思いながら乗っていると、運転席のドアに鍵がかかっておらず、ちょっとだけ開いているみたいであることに気がつきました。

運転席のすぐ後ろがガラス1枚で座席、扉全開

えっ、それって大丈夫なの、と思っていると、おもむろに運転手が扉を全開にしました。もしここに誰かが来て列車ジャックしたらどうなるんだろうなんて妄想を膨らませながら、ちょっとドキドキして運転手の方を見ていました。

するとそこにカメラを持ったドイツ人がやってきて、運転手の扉のところで写真を撮ろうとしていました。
すると、運転手が
「写真撮影はしないでください。写真を撮るんだったら扉を閉めますよ」
と注意をしています。そんなんだったら、最初から運転席の扉なんかを開けずに、誰も入ってこないようにしておけよ言いたいところです。
カメラを持って来た人も、すごすごと自分の席へと戻っていきました。


運転手は両手を離して背伸びをして、何とものんびりした感じです。ええーっ、電車の手放し運転って有り???? なんか訳が分からないけれど「障害有り、障害有り」というコンピューターの警告音が聞こえてきて、見ている方はちょっとドキドキ。

なんと無防備な、こんなんでいいんですかね。危機管理ゼロかな?

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