2011年3月7日月曜日

送別会 4 ロイトリンゲン

いよいよ、ドイツを去る日も近づき、最後の日々をむかしわたしたちが生活し、働いていたロイトリンゲンで過ごしています。
先週の土曜日には、以前の同僚とその家族が集まり、懐かしい再会とこの1年を振り返る楽しい時を過ごしました。


食卓には、食べきれないほどの料理がならび、巻き寿司といなり寿司も彩りを添えました。ドイツ人が、ナイフとフォークでいなり寿司を小さく切って食べているのも、なかなかおもしろい光景です。

食事のあとは、わたしたちの写真をテレビに映しながら、この1年を振り返りました。わたしの話も終わりにさしかかったときに、なんとまた差し歯の前歯がポロッと落ちてきました。「なに〜っ、12月に治療してもらったばかりなのに、何でこんな時に?」と嘆きたいところですが、取れてしまったものはもとには戻りません。

瞬間接着剤でつけることも出来ないので、またまた、日曜日の朝、休日診療に飛び込み、直してもらいました。泊まっていた友人の牧師が、歯医者に電話をしてくれて、「彼は、礼拝で挨拶をしないといけないので、1番に治療して欲しい」と頼んでくれたお陰で、礼拝には少し遅れましたが、挨拶をすることが出来ました。こんなに早く取れてしまうと、なんだか不安です。いなり寿司もかぶりつかないで、ドイツ人のようにナイフで切って食べないといけないかも???

夕方、ドイツ人の好きな散歩に出かけると、山の上から見えた雲の切れ間からこぼれる日の光は、まるで顔のようです。怒っているのか? 笑っているのか?

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