2011年3月8日火曜日

ファッシング 受難週の前の大騒ぎ

明日、3月9日はキリスト教の暦では「灰の水曜日」と呼ばれ、この日からイエス・キリストの十字架の死を覚えるレント(受難週)が始まります。なぜ明日からかというと、イエス・キリストの復活を祝うイースターの40日前(復活を祝う日曜日を除く)が明日の水曜日になります。
イースターは、春分後の最初の満月の次の日曜日に祝われるので、毎年その日付は変わっていきます。クリスマスが12月25日に定められているのに対して、イースターは毎年違う日付で祝われます。ちなみに今年は、4月24日です。

このレント(受難週)には、断食をして悔い改め、キリストの受難を覚えるというのが習わしであり、その前に思いっきり騒いでおこうとするのがファッシング(カーニバル)です。
特にカトリックの地域で魔女や動物に扮した人たちが行列を行います。それがブラジルではカーニバルとしてよく知られていますが、まだまだ寒いドイツでは、ブラジルのようなほぼ裸のようなコスチュームではなく、しっかりと着込む衣装です。

今日は、泊めてもらっている家で、ファッシングの料理をご馳走になりました。特別な料理ではないのですが、いわゆる砂糖をまぶした揚げパンです。なぜこの食べ物を食べるのか尋ねましたが、分からないということでした。


ところで、帰国まで3日、でも今週にドイツ鉄道で大規模なストライキが予定されているとのこと、ひょっとしたら帰国の日に列車が動かないかも。無事に空港までたどり着けるのでしょうか。

1 件のコメント:

  1. ドイツでの生活、本当にお疲れ様でした。
    なかなかコメントはできませんでしたが、時折、和みと瞑想の時間をいただいたこと、本当に感謝いたします。
    励ましにも感謝です。
    さて、本日の鉄道の状況はいかに…
    日本までの道のりの無事をお祈りいたします。

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