2010年12月24日金曜日

クリスマスおめでとうございます

さて、アドヴェントの期節も終わりました。
ハイデルベルクのクリスマス市も22日で終わり、昨日(23日)は日本からのお客さんとフランクフルト空港からシュトゥットゥガルトのクリスマス市へ直行、約1時間の列車の遅れはあったものの何とか間に合って、の最後の2時間を楽しんできました。
クリスマス市閉幕のテレビ中継

もう商品も残りわずか

一昨日ぐらいから、帰省シーズンになり、列車は大きな荷物を持って家族の元へ帰っていく人たちで一杯です。まるで日本の大晦日みたいです。

今日(24日)は、14時頃にはすべての店は閉まり、いよいよクリスマスに入ります。昨日は暖かく、雪はすっかり溶けてしまったのですが、今朝から再び雪が降り始め、またハイデルベルクを真っ白に染めていきました。

さて、今日の夕方5時から各教会でクリスマス・イブの礼拝がもたれます。1年で一番たくさんの人が教会に集まります。それが終わると、それぞれの家族でクリスマスが祝われます。

みなさんも祝されたクリスマスをお過ごしください。

2010年12月21日火曜日

ステンドグラス(?) in ハイデルベルク −8−

ステンドグラスというには大変おこがましいのですが、わたしたちの住まいの窓もクリスマスにむけて少しだけステンドグラス風に飾り付けをしています。


こういう型紙とセロファン用紙を通信販売で注文して、送ってもらいました。しかし、送ってもらったセロファンが5色だけなので、ちょっと単調な感じもします。

太陽の光でちょっとした演出

おやおや、ここにはマリアも、ヨセフもいないじゃないか、赤ちゃんのイエスはどこにいるのかと言われるかも知れませんが、クリスマスに向けて、少しずつ登場人物を増やしたり、配置を変えたりして、クリスマスに近づいていくのを楽しんでいるのですよ。

また、12月24日に完成したものも紹介します。

2010年12月20日月曜日

クリッペ

コメントで、クリッペについての質問がありましたので、少しまとめてお答えします。

クリッペというのは、ドイツ語で「飼い葉桶」の意味ですが、イエスの誕生場面を人形で再現したものをクリッペといいます。クリスマスの時季に家に飾ったり、また教会、お店、そしてブログにも紹介したようにクリスマス市や駅、街角に飾られたりしています。

家庭用のものは、クリスマス市でもキリスト教専門店でも買うことが出来ます。

大きいものは等身大のもの、本物のロバや羊などと一緒に置かれたものもあります。


木彫りの趣のあるものから、リアルなもの、これってマネキンに衣装を着させただけじゃんとちょっとチープな感じがするものもあります。

小さいものだと、マッチ箱に入る小さなものもあります。安いものから高いものまで本当に様々です。日本の雛祭り人形を想像されるとわかりやすいかも知れません。

基本的には、バロック調の(わたしにとっては少し派手な感じの)ものが伝統的ではないでしょうか。こちらは非常に細かい仕事をしています。

最近は、イスラエル(?)でオリーブの木で作られた、伝統的なものと比べると少しデフォルメされたようなものが安価で売られています。

もう一つは、これはドイツのものですが、オストハイマー社の木造木彫り人形のクリッペです。表情や表現は伝統的なクリッペに比べて単純ですが、その分、想像力を高めます。手作りだけあって、結構な値段がします。

もう一つのはやりは、南米産の粘土で作られたものです。実際はどこで作られているのか知りませんが、ヨーロッパのものとはまた違う趣のあるものです。

最後にぜひこれは日本の教会の方々にお勧めしたいのが、自分たちで作ったオリジナルのクリッペです。売られているもの、また他の工芸製品に比べると必ずしも美しいとは言えませんが、ここには様々な信仰的な表現に満ちています。



これは以前にお伝えしたことのあるハイデルベルクのカトリック教会の中に飾られているものです。

ここにたくさんの人形(人物)がおかれていますが、聖書の物語の登場人物、また現在の人など見いだすことができますか?

今からでは遅いですが、ぜひ来年のクリスマスに向けてご自分の教会でクリッペを作ってみてはどうでしょうか。


  • そこにどのような人を登場させるのか。
  • どのような場面でイエスが生まれたのか。
  • そのクリッペを通じて現在に何を表現したいのか。


そういった神学的・聖書的解釈、信仰的な主張が非常に重要になってきます。ヨーロッパの物を買うよりも、ぜひ自分たちで考えてオリジナルのものを創ってみてください。

わたしも、この際ドイツでクリッペを買って帰ろうと、ずいぶんといろいろなクリッペを見てきましたが、どうもみんな気に入りません。表情がいまいちだったり、大げさすぎたり、値段が高すぎたり、いまひとつ購入に踏み切れず、諦めました。

諦めたというより、自分でつっくたらどんなかんじになるだろうかと、考えているところです。

みなさんも一緒に考えてみませんか。1年後にその発表会が出来たらいいのですが。

2010年12月18日土曜日

雪

ここ数日、毎日雪が降り続き、ハイデルベルクは一面が真っ白になっています。

バスは時間通りに来ない、遅れてきたバスに大勢の人が乗るために、扉が閉まらない。大勢の人を乗せたバスは雪の坂道を上りずらそうにしているし、道は渋滞になるし、いろいろと街の機能が混乱しています。

雪景色を眺めているのは、何とも気持ちのいいものです。


ドイツの部屋はとても暖かくて(二重ガラス、セントラルヒーティング)、外は氷点下でも、部屋の中は半袖でもいいくらいの時もあります。

わたしたちの住まいの建物です。

アメリカと、ドイツから、世界を回る

先日偶然に、アメリカにいる知人(元学生)とドイツの友人から同じYouTubeの動画の案内がありました。世界中を情報が巡っているような感じですね。
非常におもしろいアイデアで、感動する動画なので、みなさんにもお伝えします。何気ない日常の場面から、驚きと感動の展開が。

一度どこかで試してみられてはいかがでしょうか。

2010年12月17日金曜日

大学図書館のガチャガチャ

クリスマスのお話はちょっとお休みして、大学図書館について。

ハイデルベルク大学で一目見て「オーッ」と唸らせるのが、大学図書館とAula(大学講堂)です。

ハイデルベルクの図書館自身は、ドイツで一番古い図書館であり、現在の建て物も1905年に造られたものです。

図書館はその正面玄関から威風堂々とした雰囲気を醸し出しており、大きな重い扉を開けて中に入ると、過去100年学生たちがここで学んできた歴史の重みを感じます。



なんだかここにいるだけで、「勉強するぞー!」という気持ちになってきます。

夏の写真です。
建物は100年以上も前に建てられた物ですから、現代の近代的な雰囲気の図書館に比べるとちょっと不便さを感じます。図書は出版年別に配置されており、ジャンルによる区分はされていません(各学部図書館も充実しているので、ジャンル別はそちらで。ただし学部図書館は貸し出しできません)。そして1997年以前の本はどこか倉庫にしまわれていて、閲覧・貸し出しするためには前の日にコンピューター上で注文しておかなければなりません。ちょっと不便さを感じます。

図書関係で感心したのが、コピーに関するエコ意識です。まず学生は学生カードを購入して、このカードにお金をチャージして、コピーと食堂等の支払いに使います。それが無くなればまたチャージするわけです。使い捨てをしないという精神です。それから、コピー機にはスキャナー機能があり、その場で印刷しなくてもスキャンしたデータを自分のメールアドレスに送ることが出来ます。これってとても便利ですし、無駄なトナー代を節約できますし、たくさんの文献をiPadやノートパソコンに携帯できます(データが壊れた場合は当局は一切関知しない。成功を祈る)。

うちの大学にも導入してくれたらいいんですけど。

さて、先日図書館にいると、昔懐かしいガチャガチャがおいてありました。


何を売っているのだろうと見てみると、耳栓です。やはり騒音対策(実は図書館は工事中で結構うるさい。講義棟も工事中で、夏、クーラーのないドイツでは窓を開けているので、あまりにうるさすぎて講義が途中で中止になったことがあります)だと思います。

この辺がとてもドイツ的で、工事は講義が休みの期間にやり終えてしまうというよりも、なんだかいつまで工事しているんだろうと思うほど延々としており、まだまだ終わりそうにありません。そしたら、夜間にするとか、迷惑にならないようにするというのではなく、仕事をする人はその人の仕事をし、学生たちはその騒音に耐えるなり、何らかの対処をするなりして過ごしています。

おもしろいのは、いろいろな公共施設(道路や駅など)の工事現場で、日本だと「大変ご迷惑をおかけして、申し訳ございません」と頭を下げている人の絵が描かれていますが、ドイツでは「あなたたちのためにやっています」と書かれています。

Wir bauen für Sie.
わたしたちはあなたたちのためにやっています。
この割り切り方は無責任だとも言えるし、なんだかいつも「すみません、申し訳ございません」と謝ってばかりいて、謝られるまで腹を立てているという無駄なストレスから解放されているとも言えます。

2010年12月16日木曜日

クリスマスの朝食

スイスからの帰り道に以前住んでいたロイトリンゲンの友人宅を訪問しました。
この家族は派手ではないですが、季節ごとに様々な飾り付けをしているので、少し紹介します。クリスマス・バージョンの朝食のテーブルです。以前の夏の朝食のテーブルと比較してみてください。
ドイツ人のテーブルセッティングがとても好きです。特に豪華なものはありません。食器も特別に高価なものではありません。テーブルの上には、テーブルクロスが敷かれ、近くの野原で摘んできた草花であったり、落ち葉であったり、庭の枝であったり、一本のロウソクなどがさりげなく飾られています。なんだかいい感じです。基本は余計なもの、不要なもの、雰囲気を壊すものを置かないということではないでしょうか。

わたしたちがお土産に持っていったクリスマス・ローズを飾ってくれました。
わたしたちが以前プレゼントしたお猪口を
ゆで卵立てにしています。なんかいい感じです。
エッグ・ウォーマーはお手製のフェルトです。

窓にも、ちょっとしたアイデアで作られた飾りがあり、何とも素朴ながら暖かさを感じます。
ドイツのセロファンは、テカテカしていなく、柔らかな雰囲気があります。
 上の☆の飾りに興味のある方は、つぎのHPを参照してみてください。
ドイツ語ですけど、写真で解説されています。日本だと薄い和紙で作ってみるのもいいかも。HPの右に飾りのリストがあり、いろいろなクリスマスの飾りの作り方が紹介されています。クリックしてみてください。Bsteln(手芸、工作)、Weihnachten(クリスマス)I とIIがあります。
http://www.basteln-gestalten.de/weihnachtsstern

 窓の外のベランダにも、ちょっとしたコーナーが。でも、日本だとここに洗濯物が干してあったり、荷物が置いてあったり、雑然としていることが多いんですが。空間の余裕を感じます。

アドヴェント・クランツも必需品。ざっくりとした造りですが、気取らない優しさがあります。
天井も高いし、いいなあ。