2010年12月16日木曜日

クリスマスの朝食

スイスからの帰り道に以前住んでいたロイトリンゲンの友人宅を訪問しました。
この家族は派手ではないですが、季節ごとに様々な飾り付けをしているので、少し紹介します。クリスマス・バージョンの朝食のテーブルです。以前の夏の朝食のテーブルと比較してみてください。
ドイツ人のテーブルセッティングがとても好きです。特に豪華なものはありません。食器も特別に高価なものではありません。テーブルの上には、テーブルクロスが敷かれ、近くの野原で摘んできた草花であったり、落ち葉であったり、庭の枝であったり、一本のロウソクなどがさりげなく飾られています。なんだかいい感じです。基本は余計なもの、不要なもの、雰囲気を壊すものを置かないということではないでしょうか。

わたしたちがお土産に持っていったクリスマス・ローズを飾ってくれました。
わたしたちが以前プレゼントしたお猪口を
ゆで卵立てにしています。なんかいい感じです。
エッグ・ウォーマーはお手製のフェルトです。

窓にも、ちょっとしたアイデアで作られた飾りがあり、何とも素朴ながら暖かさを感じます。
ドイツのセロファンは、テカテカしていなく、柔らかな雰囲気があります。
 上の☆の飾りに興味のある方は、つぎのHPを参照してみてください。
ドイツ語ですけど、写真で解説されています。日本だと薄い和紙で作ってみるのもいいかも。HPの右に飾りのリストがあり、いろいろなクリスマスの飾りの作り方が紹介されています。クリックしてみてください。Bsteln(手芸、工作)、Weihnachten(クリスマス)I とIIがあります。
http://www.basteln-gestalten.de/weihnachtsstern

 窓の外のベランダにも、ちょっとしたコーナーが。でも、日本だとここに洗濯物が干してあったり、荷物が置いてあったり、雑然としていることが多いんですが。空間の余裕を感じます。

アドヴェント・クランツも必需品。ざっくりとした造りですが、気取らない優しさがあります。
天井も高いし、いいなあ。

2010年12月14日火曜日

クリスマス市 11 番外編 クリスマス・ツリー

クリスマス市そのものではありませんが、クリスマスの買い物として、そろそろ、街角や郊外のスーパーマーケットの駐車場の一角で、クリスマス・ツリーが売られ始めました。




様々な大きさのツリーが売られています。自分のほしい大きさのものを選ぶと、ネットに包んでくれてそれを持って帰ります。
各家庭にはこのツリーをたてるものがあり、またこのツリーにロウソクをつける洗濯ばさみのような道具があります。第1そういうものをしまっておくことが出来る地下室、こんな場所を取るツリーを飾ることが出来る居間があることがうらやましい限りです。

2010年12月13日月曜日

ベルンに行ってきました

先週の木曜日から、ベルンに行ってきました。
ベルンは、スイスの首都で、国会議事堂もありますが、人口13万人弱の小さな都市です。街の語源は熊(ベア)だそうで、熊公園も観光名所の一つです。

来年、わたしの神学部に客員教授としてベルン大学神学部からご夫妻で教授をされているリーネマン教授ご夫妻をお迎えするので、その打ち合わせをするのが主たる目的でしたが、それに付随して、神学部のアドヴェントパーティーに招かれたり、大学の国際交流課を訪問したり、神学部の歴史神学・宣教学研究会で講演したりと、いろいろと多忙な日々を過ごしていました。

神学部のアドベントパーティーには、およそ40人ほどの教授とスタッフ、学生が集まって行われていました。スープとパン、クリスマスのお菓子をいただきながら、クリスマスをモティーフにした小さなお話を聞いたり、クリスマスの歌を歌ったりするだけの質素な内容ですが、とてもあたたかい雰囲気の中、楽しい時を過ごしました。行われた会場は、大学学生教会の一室です。
立って司会をしているのが、シュローアー学部長です。
研究会の主催者は、かつて私たちの学部に客員教授としてこられていたゲオルゲ教授ですし、同じく客員教授としてこられていたルツ先生ご夫妻も来てくださり、とても楽しい再会の一時でもありました。

ベルンからは天気がよいと、アルプスを見ることができるのですが、残念ながら少し曇っていて、かすかにしか、見えませんでした。でも、少し見えるだけでも何かドキドキしてしまいます。
かすかに、アルプスが見えるでしょうか?

2010年12月9日木曜日

クリスマス市 10 番外編 なんじゃ、こりゃ

クリスマス市そのものではないのですが、クリスマス市を見ていた中で、ふと近くのお店のショーウインドーを見てみると、こんなものが。

思わず「なんじゃ、こりゃ」と叫びました。

よくドイツで、日本であるとかアジアの文化を間違ったイメージで表現されることがありますが、これはいくら何でもひどすぎるでしょう。

牛が、着物を着て、日本髪を結って、背中には寿司を背負って、その寿司に傘が刺さって、テーマが「芸者」なんて。

これを作った人のセンスも疑いますが、これを仕入れた店の主人のセンスも疑います。もし、これを買って、家に飾る人がいたとするならば・・・・。

しかもこれが13,000円ぐらいするんですよ。

2010年12月8日水曜日

クリスマス市 9 くるみ割り人形

くるみ割り人形は、チャイコフスキー作曲の「くるみ割り人形」でおなじみです。日本では、最近では某白い携帯電話会社のコマーシャルで時々耳にするのではないでしょうか。

チャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」は、クリスマスが背景になっています。このくるみ割り人形というのは、ドイツでも冬、クリスマスの時期に関係の深いものです。ドイツ人は、この時期になると良質の油を取るために木の実をよく食べます。それも堅いからがついたままの木の実を器に入れてテーブルの上に置いていつでも食べれるようにしているわけです。

薄暗い部屋の中で、ロウソクに火を灯し、木の実やクッキーを食べながら、いろいろとおしゃべりをするというのが、何ともいい感じです。

それで、この時期にはその木の実の殻を割る「くるみ割り器」が必要であり、くるみ割り人形がクリスマスのプレゼントの一つ、クリスマスの風物詩として、クリスマス市でもよく見かけます。

屋根の上にくるみ割り人形が並んでいます。
強大なくるみ割り人形が木の実を口に入れています。
これがまたお腹から出てきて、また口に入るという仕掛けです。
ドイツとチェコの国境にあるエルツ地方に伝わる「くるみ割り人形」の短いお話を一つ。

昔々、エルツ地方にとても金持ちだけれども、孤独な農夫が住んでいました。彼のたくさんの財産が、この農夫の心をまるで木の実の殻のようにかたくなにしていました。彼は、自分が収穫した木の実を独り占めにし、一人でクリスマスに食べていたのです。それを彼は楽しみにしていたのですが、たった一つ堅い木の実の殻を噛み割らなければならないのが問題でした。そこで、彼は人々に、簡単に木の実の殻を割る方法を考えた人には、賞金を与えるといったのです。

それを聞いた人が、奇妙な提案をしに、彼のところにたくさんやってきました。ある兵隊は木の実を鉄砲で撃つことを提案しました。村の大工は、木の実をのこぎりでひくことを提案しました。村の獣医は木の実の上にめんどりを座らせたら、木の実から自然と中身が「ふ化」してくるだろうといいました。

一人の年老いた木彫り人形職人は、三日間かけ何かを作り続けていました。三日目に、彼の前の机には、一体の人形が立っていました。その人形にはきれいな色が塗られ、その姿はその地方の山男たちが日曜日に教会に行く時に着る衣装を纏っています。その人形は大きな口を開け、硬いあごと強そうな舌を持っています。

金持ちの農夫はすっかりこの人形が気に入り、是非、この人形で木の実の殻を割って、木の実を食べたいと思いました。彼はこの人形を手に入れ、それをとても愛したので、彼の心はまるでクリスマスのロウソクが溶けていくように柔らかく、優しくなったのです。そして、彼は自分が持っていた木の実を村中の人たちにわけ、この村ではとても楽しいクリスマスが祝われました。

年老いた木彫り人形職人は、新しい工場を手に入れ、きれいでしかし木の実の殻の堅さにも負けないしっかりとした「くるみ割り人形」を世界に送り出しました。そして、金持ちの農夫はすべてのこどもたちの友達となりました。それは、この木の「くるみ割り人形」が彼の硬い心の殻も砕き割ってくれたからだということです。
(くるみ割り人形博物館ホームページより翻訳)

ドイツのお土産物の中には、頭と胴体を別々に作って、ひっつけたものもあるということです。強い力で割ると頭が取れてしまう可能性があります。一本の木からできたものの方がいいようです。といっても、現代はもっと手軽な道具を使いますが。

2010年12月7日火曜日

まだまだ続くよ クリスマス市 8            アレ、これ、これもバウムクーヘン

以前も書きましたが、日本ではそこら中でバウムクーヘン(バウム=樹、クーヘン=ケーキ)を見かけますが、いわゆる本場ドイツではあまり見かけませんし、日本のバウムクーヘンとは形が違っています。味も若干違います。
カレーにしろ、ラーメンにしろ、何でも日本人は自分風にアレンジし、独自な文化として、それを極めていきますね。

一般的には、こんな形をしています。


クリスマス市で見つけたのは、ハンガリー・バウムクーヘンです。


太い木に生地を巻き付けて、それを焼いて、シナモンが混ざった砂糖を振りかけて食べます。マイナス5度、6度の中でほくほくの焼きたてバウムクーヘンを食べるのは何とも美味しいです。




これって、よく日本の観光地で売っている焼きちくわに似ていませんか?







わたしたちも出来上がるのに5分ほど待っていましたが、次に来た人には「あと20分で焼き上がります」と答えていました。1度に6つぐらいしか焼けない機械で、焼き上がるのに20分もかかって、はたして商売は成り立っているのでしょうか?
余計な心配ですが。

2010年12月5日日曜日

お〜ちた、おちた、何が落ちた

今朝、朝食の洗い物をしていると、ポロッと歯が落ちた。

小学校5年生の時に学校でプロレスごっこをしていたときに、顔を床で打って、前歯が欠けてしまいました。かれこれ40年も前のことです。それ以来差し歯で、2年に1回ぐらいポロッと取れていたのですが、前にドイツにいたときに隣に住んでいた歯医者に作り直してもらって以来、12年間びくともしないで保たれていた歯でした。

それがなんと再びドイツに来て、前歯も故郷に戻ってほっとしたのか、今朝、ポロッと落ちてしまいました。

前歯が欠けると、何とも間抜けな顔になるので、わたしたちが住んでいるキャンパス内にある「頭クリニック」の休日救急医療に駆け込みました。自転車で3分ほどのところにあるので助かります。


「頭クリニック」というのはなかなかおもしろい名前で、首から上に関する医療(歯科、耳鼻咽喉科、眼科、脳外科・神経科)などが入っている病院です。もちろん、そこの歯科医療のところに行くわけです。

すでに、5人ほど先に来られておられる方がいて、1時間ほど待ちましたが、治療をしてもらうことができました。

私:「12年前にドイツで入れてもらった差し歯が取れました」
医者:「そのために特別にドイツに来たのですか?(冗談ぽく)」
私:「いえいえ、偶然です。また12年したらドイツに来ます」

等と話して10分ほどで治療は終わりました。やれやれ。